9月に見た映画の感想
9/9 夏へのトンネル、さよならの出口
ポンポさんとは変わってリアル寄りの綺麗な映像で、色の使い方も楽しめた。
カレンは登場こそ少ないものの、その僅かな時間ですら小林星蘭の演技に引き込まれてしまった。
あんずも特別ぶっている振る舞いや、手癖足癖の悪さなんかは好ましかったが、この物語の核は妹を亡くした兄が死を受け入れて前を向くことであり、僕にはカレンの方が魅力的に見えた。
原作からのアニメ化にあたってはカオルとあんずの2人に徹底的に絞られており、オリジナルの部分も上手く織り交ぜていて良くできていたように思うが、父親やカレンの掘り下げはあっても良かったのではないかと思う。
特にカレンについてはあんずのためにある意味犠牲になる存在であり、それを黙って受け入れる点やカオルの後悔を全てを知っているような言動に幼さを感じ取ることができず都合のいい道具になっているように思え不満だった。
ラストダイブ前の鳥籠にインコがいなかったのはどういうことなんだろうか。
9/30 四畳半タイムマシンブルース
ストーリーはそうですねという感じのテンプレで、私と明石さんのイチャコラが楽しめれば楽しいと思う。
なんか一般女性接近のデッキになったので+1点しておきます。