2月に見た映画の感想

2/1 金の国 水の国

ヒロイン役が浜辺美波ちゃんということで。

花婿に求められるのが頭の良さで、花嫁に求められるのが容姿なの笑う。

伝承の戦争のきっかけ、原作がそうなんだろうけど変にギャグを入れてて好きじゃなかった。

金の国が水不足(ささぼー?)で水の国に喧嘩ふっかけて戦争っていうのは理解できるが、水の国が金の国に喧嘩売ったのはどういうこと?

サーラ、声がいいね……。太いけど別に容姿も嫌いじゃなかった、可愛いし。

一国の王女が戦争を阻止するためにナランバヤルに協力を依頼するのは自然な気がするが、一方でパンピーのナランバヤルが相手国の水不足解消に向けて動き出すのが突飛な気がした。戦争は嫌だから、みたいな理由づけだったと思うが、実際そんな積極的に動くのか……。終盤で一応公務員だったみたいな話もあったが。

第一王女周辺との謁見は緊張感があって良かったし、安易な意地悪王女みたいな感じでもなかった。

逆に族長との宴はラフな感じで、見た目に対する言及がキツくて良かった。

ナランバヤルの「一番可愛がっていた王女を花嫁に」という趣旨のセリフは良かった。

最後の閉じた人間関係パートはキモい。

 

2/19 劇場版 佐々木と宮野

姉に受け入れられないシーンでマイノリティの苦しみを描いている割には出てくる男が割と同性愛傾向で、言うほどマイノリティか?という世界なのは良くないと思う。

浮遊する記号はテレビ版から笑っていたが、EDでキャラの顔すら見せず三角を散らしていたのは特に面白かった。やっぱり本体はこっちなんだね〜。

 

2/19 BLUE GIANT

力強い演奏を映画館の音響で浴びられて本当に良かった。

真っ直ぐで行動力のある大は受動オタクとしては見ていて苦しかったが、それ込みでもかっこいいが上回った。

声を担当していたのは俳優畑の人たちだったが、自然に上手くて良かった。特に大は純粋な怪物で難しいキャラだったが、見事だった。

カツシカジャズフェスのライブシーンがめちゃくちゃ良くて、観客を呑む演奏を絵で見せるのが上手かった。テナーの光沢が綺麗だった。

大の演奏を聞いて打ちのめされるシーンやスマートにと電話口で言いながら楽譜を転がす雪祈の人間臭さが好ましかったので、壁を越えてようやくというところで事故に遭うのは見ていて辛かった。So BLUEで序盤の片手で弾く〜みたいな伏線を回収してたのは上手い。

平さんの指摘、クリティカルすぎてキツい。